2020年07月25日
トム・ラス 座らない!成果を出し続ける人の健康習慣

少し前に読んで影響を受けた本
トム・ラスさんの【座らない!成果を出し続ける人の健康習慣】
備忘録としてまとめておこうかと。
「自分の健康を決めるのは日々の『選択』」
著者のトムさんは
16歳の時にバスケをしていたら視覚に異常を感じて、視界に黒く丸い影が見えたそう
いずれ無くなると思っていたけれど悪くなる一方で、
左目の奥に大きな腫瘍があって、遺伝性疾患「フォン・ヒッペル・リンドウ病」と診断された。
この病気、網膜に加えて腎臓、副腎、膵臓、大脳、脊髄にがんを患う可能性があるそうで、
そこから10年間、トムさんは医学・心理学分野の学会誌や文献などを読破したそう。
患者であり研究者のトムさんが、これまで学んで、そして自分自身の体で実践しつつ分かったことがこの本にはまとめられていました。
〜ここからは箇条書き〜
・どんな食べ物を口にするのか、それによって家族と過ごせる年数が決まる
・朝30分の運動で一日中家族や友人と楽しく過ごせる 生活習慣こそ寿命の決定的要因
・食べる、動く、眠る この3要素を同時進行で取り組む
・座り続けることが最大の敵
私たちの祖先は一日中歩き回っていた
現代人は平均すると1日9.3時間も座っている
(眠っているより長い)
1日6時間以上座ると早死リスクが高まるんですって。
座り続けるとお尻が大きくなるという研究結果もあるそうで。
心と身体のために20分ごとに2分歩く
「食べる」
*食べる量より食べる質が大切
*大皿料理で食べる量が10%アップしてしまう
*肌のハリ艶が増すのはカロテノイド=トマトやニンジンなどの野菜
*癌の成長を抑制するには余計な体重を落とすこと
がんの成長を防ぐのにいいもの
→りんご、ブルーベリー、ちんげん菜、ブロッコリー、緑茶、レモン、赤ワイン、サーモン、苺、トマト
*ケーキの代わりに新鮮な果物かベリー類を
ベリー類(とりわけブルーベリーと苺)は『体内清掃車』抗酸化機能/脳の健康維持/糖尿病などのリスク軽減
*1日にリンゴ1つで医者いらず、毎日ブロッコリー食べればそれ以上
*トマトで食事焼け
「動く」
☆20分間運動すると以後12時間 劇的に気分を良くできる→朝運動
☆1日数回でもいいので元気よく歩く時間を見つける
☆測定するだけで活動的になる
『毎日の歩数を記録してください』の指示で1日の歩数が増える
☆座り病は世界的疫病
☆ウォーキングデスクの活用
「眠る」
★快眠のための調整を重ねながら進展チェック
就寝時刻と起床時刻を記録して睡眠効率を10段階で評価
★睡眠は宝物
★1時間のテレビ視聴を1時間の睡眠に変える これだけで大幅な減量実現の可能性
★理想の睡眠は8時間
(AmazonのCEOジェフベゾスは、どんなに忙しくても最低8時間の睡眠をとっている)
★不眠の悪循環にはまっているなら、抜け出すには運動。ちょっとした運動は錠剤の服用より効果的
◎食事と運動による治療が効果的と結論しがちだが、ここに睡眠も加えないといけない
◎日々の生活の中で『健康的な食べ物』『規則的な運動』『質の高い睡眠』の3要素に投じる時間とエネルギーを増やす
やれること、コツコツ積み重ねていきたいです!